突然ですが、
私はケトジェニックダイエットで20kg以上の減量に成功しています。
ケトジェニックダイエットとはザックリ言うと、
「主食の代わりに油を摂るだけで痩せるダイエット」
です。
もともとは食事制限のようなことはしていなかったんですが、
ケトジェニックダイエットが一番楽かつ確実に体重が減っています。
そんなケトジェニックダイエットを行う上で最も効率のいいエネルギー源となるのがMCTオイル。
ちなみに、私が実際に使っているのはこちらの商品です。
この記事でわかること
- 「MCTオイル」とはそもそも何か
- MCTオイルはいつ、どのくらい摂ればいいのか
- MCTオイルを効率よく摂取する方法
- MCTオイルを摂るうえでやってはいけないこと
MCTオイルって流行ってるけどそもそも何なの?
MCTオイルは、中鎖脂肪酸を主成分としたオイルです。
中鎖脂肪酸(Medium Chain Triglyceride)を多く含むオイルとしてはココナッツオイルやパームオイルが有名なのですが、「MCTオイル」はこれらのオイルからMCTだけを精製して作った100%MCTのオイルのことをいいます。
中鎖脂肪酸は身体に入ると、体内に蓄積されることなく素早くエネルギーとして使われます。
急速にケトン体を作り出すため、エネルギー源として糖質の代わりに脂肪が燃焼されることで知られる「ケトーシス」を引き起こすことができるので、ケトジェニックダイエット中には特に効果的なオイルとして注目されています。
ケトン体についてはこちらで詳しく記載しています。
MCTオイルは味や匂い、油っぽさが無いためコーヒーやプロテインなどの飲み物に加えることで手軽に摂取することができます。
ただし、摂りすぎると下痢や腹痛などの副作用が現れることがあるため、適量を意識しながら利用するようにしましょう。
実際、私の友人もMCTオイルを試してお腹を下したと言っていました。
MCTオイルを摂取するタイミングや量は?
じゃあMCTオイルっていつ、どのくらい摂ればいいんだろう???
結論、いつ飲んでもOK!
なんですが、実は最適なタイミングがあります。
MCTオイルは朝に大さじ1杯(約15g)摂るのがオススメ!
日中は活動時間が長く、摂取したMCTオイルがエネルギーとして消費されやすいからです。
朝から油を摂取するってしんどそうに思えますが、味や匂いや油っぽさが無いため、コーヒーに入れて飲んだり、ヨーグルトにかけてしまえばそれでおしまいです。
また、MCTオイルは3時間で消化吸収されるので、3時間ごとに小まめに摂取することが理想的です。
この時のMCTオイルの摂取目安は、1回につき小さじ1杯(約5g)~大さじ1杯(約15g)ですが、
初めて利用する場合は少量から始め、体調や反応を確認しながら摂取量を調整するようにしましょう。
1日で合計30~45gを目安に摂るとよいです。
とはいえ、常にオイルを持ち歩くわけにはいかないので、こちらのプロテインバーをおやつとして携帯しておくのがオススメ。
MCTオイルと一緒に摂取したい食品5選!!!
トマト
トマトに豊富に含まれているβ-カロテンとリコピンは脂溶性なので油と一緒に摂ることで吸収率アップ!
カプレーゼにしたり、少し意外かもですが納豆に混ぜたりしてあげるとより美味しく食べられます。
ナス
ナスの紫色は「ナスニン」という色素がその正体です。
ナスニンはポリフェノールの一種で、ポリフェノールは動脈硬化や高血圧を防ぐ働きが期待できます。
ナスは油によってえぐみを緩和し、うまみが感じられるようになります。
レンジでチンして、MCTオイルと塩をかけるだけでトロトロの美味しいシンプルなナスを楽しめます。
タマネギ
タマネギには「ケルセチン」という成分が含まれています。
タマネギを食べると血液がサラサラになるとよく言われますが、これはケルセチンの効果によるものです。
ケルセチンは脂溶性なので、油分の多いドレッシングをかけて食べる方が栄養素を逃がさないのでオススメ。
ブロッコリー
やはりダイエットと言えばブロッコリー!
ブロッコリーにはビタミンAが含まれており、強い抗酸化作用を持ち、アンチエイジングにも効果があると言われています。
脂溶性のビタミンなので油と一緒にとることで吸収率がアップ!
蒸すかレンジでチンして、MCTオイルと塩昆布、煎り胡麻で和えると美味しいブロッコリーサラダの出来上がり!
ピーマン
ピーマンにはここまでで紹介した、
β-カロテン、ビタミンAが含まれるので油との相性はバツグンです!
また、ピーマンにはビタミンPという成分が含まれ、熱に弱いビタミンCが壊れるのを守ってくれます。
栄養を損ねることなく、加熱して体積を小さくして食べられるので、ケトジェニックダイエット中には必須と言っていい食材です。
MCTオイルを摂るときの注意点3つ!!!
大量摂取しない
当然ですが、何事もやり過ぎは禁物です。
MCTオイルは、摂りすぎるとお腹が緩くなってしまったりする場合があります。
また、油なので胸焼けを起こす可能性もあります。
お腹を下したり、胸やけが起きてしまった場合は、
- 摂る量を減らす
- 乳製品や大豆製品と一緒に飲む
※胃に膜を張ることで刺激を減らす
などの対策をして様子を見ましょう。
プラスチックの容器に詰め替えない
調味料を一通りオシャレな容器に詰め替えている方もいらっしゃるかと思いますが、MCTオイルをプラスチック製の容器に入れてはいけません。
一般的な油に含まれる長鎖脂肪酸に比べ、MCTオイルの主成分は分子の長さが短い中鎖脂肪酸。
その特徴からプラスチックに触れると構造内に入り込み、容器を縮めたり変形させたりしてしまう性質があります。
例えばカップ麺や納豆の容器、コンビニコーヒーの蓋などは、MCTオイルに触れると変形してしまいます。
「食事の際に何気なくMCTオイルを加えたら、蓋や容器が変形してしまった」ということになりかねません。
プラスチックの成分が溶け出すわけではないため、体への影響はありませんので、思わぬ事故を防ぐ程度に覚えておきましょう。
直接加熱しない
サラダ油などの一般的な油の発煙点(油を加熱して煙が発生する温度)が200度前後であるのに対し、MCTオイルの発煙点は150〜160度とかなり低め。
そのため揚げ物や炒め物に使ってしまうと、激しく泡立ったり発煙が生じたりしてしまい、栄養が壊れてしまうだけでなく非常に危険です。
MCTオイルは加熱せず、生食で摂るようにしてください。
まとめ
MCTオイルは最近注目されているケトジェニックダイエットに必須のアイテムの1つです。
MCTオイルには中鎖脂肪酸が豊富に含まれ、脂質の代替エネルギー源として役立ちます。
油と相性のいい食材と組み合わせることで、より健康な身体造りの助けになるのでダイエットの効率が上がること間違いなし!
ぜひ取り入れてみてください!
それではまた